髪の毛にいいと言われているイソフラボンは大豆製品に多く含まれています。大豆は頭皮や髪の毛にとって大切なタンパク質でもあるため、抜け毛予防や薄毛対策には欠かすことのできない大切な栄養素となっています。育毛剤やシャンプーなどヘアケア商品も大切ですが、普段の食生活でも地道に髪の毛によい栄養素をとりいれていきましょう!
今回は、イソフラボンについて調べてみました!
大豆イソフラボンの効果
イソフラボンは大豆に多く含まれています。大豆イソフラボンはなぜ髪の毛によいといわれているのかまとめてみました!
男性ホルモンの抑制
イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするため、男性ホルモンを抑制してくれる効果があります。抜け毛や薄毛になってしまう原因には、男性ホルモンであるテストステロンが大きく関係しています。そしてこのテストステロンがジヒドテストステロンになり、発毛因子である毛母細胞の細胞分裂を妨げる原因になるのです。したがって抜け毛や薄毛に年齢は関係なく、20代の若い人でも注意することが大切といえます。
このメカニズムは複雑で、育毛剤の有効成分だけで簡単に解決できるわけではないため、地道な対策がポイントといえるでしょう。
タンパク質の補給
イソフラボンは大豆製品に多く含んでいます。大豆は頭皮や髪の毛にとって大切なタンパク質でもあるため、抜け毛予防や薄毛対策には欠かすことのできない大切な栄養素です。太くてしっかりした毛を生やすにはタンパク質をしっかり補給することが重要です。
また、育毛剤ももちろん大切ですが、抜け毛予防や薄毛対策をより効率的におこなうためには毎日の食事を見直してみることをおすすめします。特に20代、30代の若い人たちは肉が好きな人も多いと思いますが、抜け毛や薄毛が気になる人は大豆製品を毎日の食事に取り入れてみると良いでしょう。
ちょっと話はそれますが、大豆製品があまり得意ではなかったり、気軽にたんぱく質を補給したい方は、プロテインを飲んでもいいとおもいます。プロテインといえばシェイカーに粉末を入れて水で溶かすタイプを連想しませんか??スポーツをやっている人がプロテインを飲むイメージが強いですが、スポーツを普段やらない方もおススメです!
粉末タイプのプロテインは、外出先や急に飲みたくなったときに『プロテインやシェイカーがない!!』ということも多いですが、最近では明治から『ザバスミルクプロテイン』がコンビニやスーパーで多く取り扱いされています。430ml中でたんぱく質が15g摂取できますし、甘い味なのでダイエットしている方にもおススメです☆
たんぱく質は、髪の毛だけではなく爪やお肌にもいいので美容を意識する女性にもおススメです♪
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カプサイシンのパワーで相乗効果
イソフラボンそのままでも十分効果はありますが、カプサイシンと一緒にとることで抜け毛予防や薄毛対策に相乗効果が期待できます。育毛剤の中には有効成分としてカプサイシンの入ったものもあるのです。いくら効果があっても大豆製品だけとるのは飽きてしまいますよね。そんなときはカプサイシンを使った料理を作ってみることをおすすめします。納豆キムチや火鍋もパワーがつきそうですね。
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大豆イソフラボンはどのような食品に含まれている?
そもそも大豆イソフラボンは、どんな食品に含まれているのでしょうか!
厚生労働省のホームページでは、大豆イソフラボンはどのような食品に含まれているか掲載されているので抜粋してみます。
(1) 大豆イソフラボンは、大豆を原料とする加工食品のほとんどに含まれていますが、原料大豆の種類や食品の製造方法などによってその含有量は異なります。 (2) 食品安全委員会の評価書によると、食品100g中の大豆イソフラボン(アグリコンとして)の含有量は以下のとおりとなっています。
(mg/100g) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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厚生科学研究(生活安全総合研究事業)食品中の植物エストロゲンに 関する調査研究(1998)より |
出典:https://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/h0202-1a.html
この中からおススメの大豆製品をご紹介します(^^)
おすすめの大豆製品
手軽に大豆イソフラボンを摂取しやすい大豆製品をまとめてみました!
意識して継続的に大豆製品をとることで長い目で見ると抜け毛対策になると思います!外食が多い方は、お味噌汁がついている定食を選んでみたり、いつものランチに豆乳1本を追加するところから始めてみてもいいかもしれません(^^)
大豆
大豆をそのまま料理に使うのもかんたんでおすすめです。大豆はくせがないので煮たり、スープに入れたり、サラダに入れたりと、いろいろなアレンジが効くところもうれしいですね。煮豆30gでおよそ11mgのイソフラボンをとることができます。自炊をあまりしない方は、サラダにサラダ用大豆をトッピングして摂取しても良さそうです♪
みそ
みそもイソフラボンを含んでいます。みそ汁としてとることができるのでとてもお手軽ですし、みそを使った料理も良いですね。みそ汁1杯で6mgのイソフラボンを含んでいます。
豆腐
豆腐は食べやすいため、そのまま食べても良いでしょう。ふだん料理する時間がとれない人にもおすすめの食品です。豆腐1丁におよそ84mgのイソフラボンを含んでいます。冷奴にしても良いですし、キムチとの相性も良いので一緒にとることをおすすめします。イソフラボンとカプサイシンの両方をとることができますよ。
納豆
納豆もイソフラボンの補給ができます。納豆2パックでおよそ71mgのイソフラボンをとることができます。キムチをトッピングとしてのせて食べるとさらに良いでしょう。
きなこ
トッピングとしてかんたんに使えるところがきなこの良いところです。きなこは大さじ8杯分でおよそ77mgのイソフラボンをとることができます。したがって、きなこだけでイソフラボンをとるのは大変かもしれません。きなこを食べるときは、そのほかの大豆製品も一緒にとるようにしましょう。
豆乳
豆乳は飲み物なので、食べるよりももっとかんたんにイソフラボンの補給ができますね。200mlのサイズのパック2本におよそ82mgのイソフラボンを含んでいます。そのまま飲むのも良いですし、牛乳のかわりとして料理に使うのもおすすめです。豆乳鍋にして豆腐も一緒に食べるのもいいかもしれません(^^)
大豆イソフラボンのとりすぎはNG
ここで注意したいのがイソフラボンのとりすぎです。いくらイソフラボンが頭皮や髪に良いからといって、たくさんとりすぎるのはよくありません。場合によっては副作用が出ることもあるので、副作用の出ない程度で、適度にとるようにしましょう。1日の摂取目安量は75mgくらいなので、この範囲内におさめるようにすることが大切です。(参考:フジッコHP イソフラボンは摂り過ぎているのでは?―日本人の摂取実態―)
また、一気にまとめてとるのではなく、毎日継続して食べることが重要になってきます。薬ではないため、劇的な効果はありませんが、続けていくことで少しずつ改善していくはずです。
大豆及び大豆由来食品は、良質のたんぱく質源であるだけでなく、カルシウム等にも富む重要な栄養源ですので、髪の毛のことだけではなく私たちが健康的に生活していくために必要な食品です♪食生活の中で他の食品とともにバランスよく摂取していきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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